
「宇宙を愛した或る青年の旅立ち」2014
作家蔵 F20(606×727mm )画用紙、アクリル絵具、色鉛筆
販売価格:非売品
この作品は
私の大事な姉弟のように
思っていた子が亡くなった時に
言葉にならない悲しみと
向き合うために描きました。
その子は小さい頃から
宇宙好きな少年で
大人になってからは
ずっと宇宙の研究をしていました。
あんなにも宇宙を愛していた
青年は、
どうしてこの世界から
消えてしまったのか。
宇宙を愛し過ぎてしまったのだろうか。
見え過ぎてしまったのだろうか。
そんな答えのない問いばかり
胸に抱いていました。
そんなある時、
これは気休めでしか
なかったのかもしれませんが
絵の中ででも、
あの子を大好きな宇宙に
送り出そうと思いました。
いってらっしゃい。
また会いましょうという
想いを込めて。