something

小山宙哉「宇宙兄弟」。最新刊やっと読めました。

投稿日:2018年11月8日

「宇宙兄弟」
とにかく好きで好きで仕方ない作品です。
唯一全巻集めてる漫画で
大学生の頃に本当に辛い出来事があったときに
背中をそっと支えてくれたのが
この漫画でした。

きっかけは、
身近にいた宇宙について
深く愛し関わっていた人が亡くなってしまい
その人が携わろうとしていた宇宙について
知りたくなったということにありました。

少しでもその人の気持ちに
近づいて
少しでも自分の悲しみや後悔を
埋めたかったのかもしれません。

毛利衛さんが書かれた
著書「宇宙から学ぶ」を読んだり
幼い頃に行った
種子島宇宙センターでのことを
思い返したり
それでは、結局
ずっと先に遠のくばかりでした。

ぽっかり空いたその穴を埋めてくれたのが
「宇宙兄弟」でしたね。

いろんな登場人物が発する
言葉が
行動が
重たくて、深くて、
1巻読むごとに
泣けました。
心に染み渡って行ったんです。
宇宙を目指す人たちの姿を見ながら
私は、きっとあの人の背中を
見れたんだと思いました。

そしたら、心の悲しみが
すっと引いて
とんっと
前に一歩進めた気がしました。
それからというもの
私の人生のバイブル的な存在に。

この作品が見せてくれる宇宙のように
私も私の作品の宇宙を
そこに置いていきたいなと
今では思っています。

-something

関連記事

知らない色と形

知らない色と形 もし 生まれたときから 眼が見えなかったなら… この世界を私は どう見たのだろう? 色を知らない 木の葉たちの翡翠も 海の深い碧も 空の澄んだ蒼も 私が愛す色という全て 知らなかった形 …

美しさを知るために。

自然物は 美しいですよね。 この岩から放たれる膨大なエネルギーは どのように育まれてきたのか。 神秘ですね。 この岩からは 硬さのあるものなのに 柔らかさを感じますし、 何かを大切に守っているような …

【アートの旅】霧島アートの森・野外美術館・鹿児島県湧水町/美術家いちだみなみarttrip201904

【アートの旅】霧島アートの森・野外美術館・鹿児島県湧水町/美術家いちだみなみarttrip201904 アートの旅動画を更新しました。 よろしければご覧ください。

私とリハビリ

これはリハビリ中に 理学療法士の方に アドバイスいただいた トレーニングの一部です。 痛みがだいぶ和らいできたので 痛みが少ない日は 痛みの要因になっている所の 筋肉をほぐしたり 鍛えたりしています。 …

美しき祈り

祈り ”祈り”というのは なんとも神秘的だ 手を合わせ 瞳を閉じて 心の奥底にある想いを ゆっくり ゆっくり 頭のてっぺんから 空に向かって 放出していく感じ 穏やかさの中に 大きく脈打つ心臓があって …